2015年10月19日月曜日

Transportation (バス編)

今日はサンディエゴの交通機関について紹介します。

サンディエゴの交通機関は主に二つで、トロリーとバスです。

トロリーというのは市内を走る電車のことです。

もちろんSDSUのキャンパスにもトロリーとバスが乗り入れしていて、キャンパス専用の駅もあります。

今回は、バスの特長を日本の交通機関との違いも含めて、細かく紹介していきます。


〈バス〉

まずはバスについて。

特長その①

アクセスの良さ

サンディエゴにはトロリーという電車があり、Downtownやメキシコ近くまである程度行くことはできるのですが、中心から離れてるところや、近くにトロリーの駅がない場所は車がない場合、行くことが難しくなります。

そこで便利なのがバス。

トロリーではアクセスしにくいところもバスなら行くことができます。サンディエゴには網目状にバスの路線が通っており、乗り換えもスムーズにすることができます。

ちなみに自分はホームステイに住んでるのですが、駅からは少し遠いので、キャンパスまで基本的にバスを使い乗り継いで行きます。(ですがたまにトロリーも使います)


特長その②

運賃の支払い

バスに乗るとき基本的に運賃は最初に払います。ちなみにサンディエゴでは片道で2.5ドル、往復で5ドル、バスカード(ICカード)を持っていれば5ドルで一日乗り放題できます。

とにかく、最初に運賃を支払うのですが、現金で払う場合気を付けなくてはいけないのが、2.5ドルをきっちりお釣りなく払うこと。

アメリカのバスでは犯罪防止のため?紙幣やコインが十分に補充できないため?に両替はないようですね。日本のようなバスシステムを取り入れれば良いのになと思うのですが。

僕は初めてここのバスを使った時、両替がないことを知らなかったので、No changeって言われたとき、めちゃめちゃ驚きました。


特長その③

バスのアナウンス

基本的にバスには電光掲示板が着いていて、次の停車地を表示すると同時に機械のアナウンスが流れます。しかし、驚くことに約半分(今まで乗った中で)はそうではありません。

ではどうなのか。

電光掲示板もなく、アナウンスもない!

いやいやいや停車地が全く分からない笑

これは観光客にとってはものすごく不便ですよね。

じゃあそういう場合どうするかというと、対処法は2つ。

a)運転手に前もって降りたい場所を知らせて着いたときに教えてもらう。

b)Google MapとGPS機能を使ってルート検索。

インターネット環境があればbでも構わないですが、大体はaで対処する方が良いです。運転手さんも教えてくれるので。

困ったら迷わずaをしましょう。


特長その④

降りるときはひもを引いて知らせる

これは日本のシステムとかなりのギャップがあります。

なかなかオールドファッション的な。

降りたい時、日本ではもちろんみんなが大好きな降車ボタンを押しますよね。

サンディエゴのバスではひもを引くんです。

こんな感じ。


なぜこうなったのかよく分かりませんが、僕の予想だと、恐らくアメリカ人の人はボタンだと強く押して壊してしまう可能性があるために、ひもを引いて降車を知らせるシステムにしたのではないかと。(あくまで僕の考えです笑)

まあ、最初に乗った時は一番これに驚きましたね。


特長その⑤

フリーウェイにも乗っちゃう

これは本当に一部のレアなタイプの路線のみですが、たまに普通の路線バスでフリーウェイも走っちゃいます笑。

フリーウェイとは、無料の高速道路のこと。アメリカでは日本とは違ってこのフリーウェイが全土に敷き詰められています。別名はハイウェイ。

バスでフリーウェイに乗った時はかなりひやひやします。というのも周りはかっ飛ばす車ばかり。日本の高速道路を想像してはいけません。(基本的にスピード速い)

ここはアメリカ。ドラマや映画でも見るような運転をする車ばかりです。

なのでバスに乗ってると車がぶつからないだろうかなど、心配になりますね笑。

でも、バスの運転手はベテラン。安定して走ってくれます。

僕らにとっては、一般道なら20分くらいかかるところを5分で走ってくれるのでとても便利です!


特長その⑥

バス停


バス停は大きいところだと、屋根が付いてたり、電光掲示板があって、何分後にバスが来るかが明確ですが、小さいところや町から離れた所にあるバス停は全くありません。

しかも時刻表すらなかったりします。(日本はあって当然となってしまいますが)

じゃあその時どうやって時間知るのかというと、バス停に記されてる番号をサイトやアプリに入力すれば時刻を教えてくれます。

インターネットがない場合?諦めて来るまで待つしかないです笑。


特長その⑦

バスの種類

サンディエゴのバスは大きく分けて2つ種類があります。どちらも色は赤ですが、連結してるかしてないか。

主にダウンタウンとその他の地域を結ぶバス、つまりより多くの人が使うバスは2台分のバスが使われます。


特長その⑧

車イスの人がよく使う交通機関

最後にある特長として、車イスの人はよくバスを使います。 

3回に1回くらいの割合でバスに乗ると見かけますね。

バスの中の運転席近くに両サイドで車イスの人が乗れるスペースがあります。

日本ではほとんど見たことがなかったですが、アメリカでは結構一般的みたいです。



以上でサンディエゴのバスの紹介を終わりますが、いかがだったでしょうか??

毎日使うので、かなり細かい所まで気づくことはあったのですが、意外と日本とは違うところが多いですね。

バスはサンディエゴ市民にとっては大切な交通機関の一つであると、この2ヶ月で実感しました。

また、気づいたことがあったら書こうと思います!

今度はトロリーを紹介します。

では!

2015年10月6日火曜日

メキシコ日帰りで国境越え旅へ

こんにちは。

早くも10月に入り、あと3か月で2015年も終わりですね。

留学に関しては、感覚的には8月後半がかなり長く感じて、9月があっという間に過ぎてしまった感じです。

あと7か月半しかないと思うと、まだまだ頑張らないとなと思います。 

さて、今日はメキシコへの日帰り旅について書きます! 
アメリカ側から見たメキシコ・ティファナ

アメリカに留学してるのに、なんでメキシコの旅日記なんだよって思うかもしれませんが、アメリカとメキシコの違いというのを肌で感じたので書かせてもらいます。 

期間は色々あって、9月26日の午後メキシコに入国して、夜アメリカに帰国しました。つまり日帰りです! 

僕のほかに、前セメAPUバディで知り合った、サンディエゴに住むメキシコ人のビクターと、APU1回生でサンディエゴに遊びに(スぺイン語の勉強含めて)来ている木村くんと行きました。 

カリフォルニア州サンディエゴの中心街から車で20分ほど行ったところに国境、いわゆるボーダーがあります。

 国境は車やバスで越えられるほか、歩いても越えることができます。 日本人からしたらかなり貴重な経験ですね。 

この中で入国審査があります。

国境越える瞬間はカメラ撮影禁止なのでとれませんでしたが、"簡単な"入国審査を経て、あっという間に国境を超えました。 
アメリカ入国待ちの車。これについてはまたあとで触れます。


ボーダーを超えたらそこは全く別の世界、メキシコのティファナについに入りました! 

そこからタクシーで中心街へと向かったのですが、 さっそくそのタクシーで驚いたこと、 

①タクシーの運転手がシートベルトをしていない


これは驚きましたね。まさかの運転手がシートベルトをせずに運転するという。

僕はちょうど運転手の後ろに座っていたのですぐ気が付いたのですが、少しためらって写真はとりませんでした笑

日本じゃまずあり得ないですし、アメリカでもこれは厳禁です。

そんな感じでさっそくこの土地に不安を抱きながらも5分ほどで中心街へと到着しました。


着いて驚いたのが

②アメリカとの雰囲気の違い

アメリカ国境まではたった5分ほどしかないのに、人、車、お店まで街の雰囲気がこんなに違いあるのかと驚きました。
写真↓




ザ・メキシコっていう感じでめちゃめちゃテンション上がりました!

ただビクターに言われたのが、むやみやたらに写真を撮るのは気を付けろということ。

というのも道の途中で、綺麗な色をした布を被ったロバがいたんですが、これを勝手に写真で撮っていたらお金をとられていたんだそうです。

危うく撮ろうとしていた僕は止められたので良かったですが、観光客を中心にお金をとられるそうです。



続いて、しばらく歩いたあと今度はメキシコ料理を食べに行きました。

僕はアメリカ、サンディエゴに来てからメキシコ料理が好きになって、メキシコで本場の料理が食べれるのを楽しみにしてました。

メキシコ出身のビクターのお薦めで観光客にも人気のメキシコ料理、タコスのレストランへ連れて行ってもらいました。

ここで気づいたこと、

③物価が安い

メキシコではペソという通貨なのですが、米ドルに比べてもかなりお得で物価が非常に安いです。

僕たちが食べたタコスは、1つで1ドルしないくらい。アメリカで食べたら2~3ドルほどはします。しかもかなり美味しかったです!

メキシコは物価が安いので、日用品から薬まで何でもアメリカに比べて安いです。そのためそれらを求めてメキシコにわざわざ買い物にくるアメリカ人も多いのだそう。

たしかに街中には英語を話すアメリカ人も結構いましたね。


一番の楽しみだったメキシコ料理も食べた頃、周りもだんだんと暗くなってきたので、足早にティファナの街を散策、ボーダーへと向かうことにしました。

明るい街とは真逆に暗くなると、ティファナの雰囲気はガラッと変わります。夜の街です。

観光客はまばらになり、メキシコ人たちが目立つようになりました。

若い高校生くらいの人たちが集団でいたり、ちょっと怪しげな人も見かけました。


④メキシコの夜は特に用心

メキシコには一人では行くなと言われてた理由が分かった気がします。

ちなみに警察も簡単に信用してはいけないそうです(笑)これはアメリカとは違う点で、もちろん必ずしも全員がというわけではないのですが、警察の中には、速度超過してなくても車の運転手から罰金をとるということも度々あるそうで。まあいわゆるcorruptionですね。

知り合いの中国人の女性がティファナに一人でいったのですが、みなさんは絶対に一人で行かないようにしてくださいね(笑)


⑤貧富の差
最後に気づいた点として貧富の差が挙げられます。

アメリカにいたときはそれほど気になりませんでしたというか、あまり見かけなかったのですが、メキシコでは貧しい人を多く見かけました。印象的だったのが、まだ年齢的には幼稚園くらいの子がお金を求めて近寄ってくるということ。ボーダー付近に特に多かったですが、服も靴もボロボロで生活の差を感じました。

このボーダー、一つでこんなにも人々の環境、生活が違うのかと肌で実感しました。


さて、色々とありましたが無事にボーダーに着いてやっとアメリカに戻れると思ったのですが大間違い、アメリカに入国する人たちの大行列が!

メキシコに入国するときは”簡単”だったのですが、アメリカ入国は”厳しい”らしく入国審査には時間がかかりました。まあそれ以外にも効率の悪さというのがあったのですが(笑)

結局2時間半ほど並んでやっと入国審査を通過しアメリカに無事帰国!

車の渋滞もひどかったです。アメリカ入国するにはかなり時間に余裕をもっておくことが大事です。





長いようであっという間だったメキシコ日帰り旅ですが、国境の向こうの世界をこの目で見ることができて良かったです。メキシコ料理も美味しかったし(笑)

本当にビクターには感謝しています^^


ただメキシコ観光もきちんと知識を持って行けば、本当に楽しめるし、異文化も感じれてとてもいい経験になると思います!

またメキシコへと行くかは分かりませんが、行くときははもっとスペイン語を覚えてから行きたいですね^^


アディオス!



P.S. アメリカの交換留学生の人たちはメキシコに行く際はパスポート(ビザ)とDS-2019(書類)を忘れずに~。