2015年11月1日日曜日

留学申請書を書く時の3つのポイント

こんにちは。

さて、いよいよ交換留学申請の時期がやってきましたね。

TOEFLやIELTSの結果が出て、これから交換留学に申請するという人は今とても忙しい時期だと思います。

そこで、今回は交換留学をプログラムに申請するための、申請書を書く時のポイントを今まで経験したことから書いてみたいと思います。

ちなみに春の申請からフォーマットが変わっているみたいですが、一応フォームではなく申請書で統一します。見たところ申請の内容自体には去年と大きな変化はなかったので、あまり気にせずに読んでください。

はい、ではもうすでに何人かの交換留学生達がブログで書いていますが、僕は今伝えたいことを、3つのポイントに分けて紹介します!



ポイント① 
何を専門に勉強したいのかということ

交換留学は、今まで取り組んできた学習を発展するために、他大学で専門分野の知識を幅広く身に付けることが目的です。(募集要項より)

あくまで語学能力は前提としてあり、専門分野の勉強をいかに深く学ぶかということが大事です。

なので今まで勉強してきたこと、それだけではなく、サークルやバイト、ボランティアなど今までの経験全てから学んだことを踏まえて、何を専門に勉強したいのかを決めると良いと思います。そうすることで、具体的に書くことができ、理由付けもできると思います。

実際に自分も去年の秋までに経験したこと(勉強、サークル、バイト、語学留学)全て振り返ってから、本当に自分が学びたいことを決めていきました。

一つだけではなく二つ三つあってもいいと思います。大事なのはそれが自分が勉強したい分野であるということです。


ポイント②
審査してもらう方に対して、いかに、この大学に他の学生ではなく、「自分に行ってほしい」と思ってもらうかということ

つまり、なぜ自分が志望している大学に行くと、自分にとってもAPUにとっても良いのかということです。

これは、自分が行くとこんなにメリットがあります、というのを直接書くのではなく、そういった雰囲気というか印象を含ませることが大事だと思います。

ちなみに、このアドバイスは僕が去年申請するときに、交換留学に行ってた先輩から実際にもらった重要なポイントです。

人気の大学は何人もの人が応募します。でも限られた人しかその大学に行くことはできません。

その時、基準となるのは、もちろんGPAやTOEFLのスコアも関係しますが、本当に重要なことは、どれだけその人に、その大学に留学してもらう価値があるかということです。

僕はこのアドバイスを頂いてから、どうやったら自分が志望大学に行くと、多くのメリットがあるのかというのを何度も考えて書きました。

メリットって何と思うかもしれませんが、僕は自分しか持ってないポイント、もしくは自分が思う自信のあるところ、だと思います。

結局最後は面接で決定するのですが、申請書の内容をもとに行われるので、申請書はとっても大事です。なので、申請書の段階から、自分が行くことのメリットを考えて書いておくと、面接で聞かれたときにも役立つと思います。


ポイント③
他の大学との差別化

最後のポイントで、これはポイント②と少し似ていますが、なぜ他の大学ではなく、この大学に行きたいのかを明確にすることです。

例えば、アメリカにAとBという大学があるとします。自分はBではなくAに行きたいと仮定します。ただ実はBはAより専門分野の勉強に特化している大学です。でも自分はどうしてもAに行きたい。そんな時どうやってAに行きたい理由を考えますか。

おそらく、専門分野の勉強以外のポイントも強調すると思います。例えばですが、インターンができる、入りたいサークルがある、より異文化環境に適している、専門以外にもより幅広い分野の勉強ができるなど。

何が言いたいかというと、なぜ他の大学ではなく、その大学に行きたいのか、またそこの大学なら自分にとって、どういったメリットがあるのかということです。

これらを踏まえて考えると、とても説得力のある理由ができると思います。

なぜこのポイントを紹介したかというと、僕が実際に面接で似たような質問を受けたからです。

今でも覚えていますが、他の大学と比較されたときに、志望大学が他より優れている、もしくは自分にとって合っている点を言うのはとても難しいです。

だから申請書の段階からそのポイントを踏まえて書くと、面接の対応にもなりますし、本当に行きたい理由を深く掘り下げて考えられると思います。


以上3つのポイントを紹介しましたが、最後に伝えたいことがあります。

それは、いつも”なぜ”ということを考えてほしいということです。
・なぜ交換留学に行きたいのか
・なぜその専門分野を学びたいのか
・なぜ他の国ではなくその国で学びたいのか
・なぜBではなくAの大学で学びたいのか
・なぜAPUではなく海外の大学で学びたいのか
など。

常に?を思う浮かべて、いろいろなものを比較すると、本当の理由も考えられると思います。


最後になりますが、申請書を書くことはとても大変だと思います。ただ申請書を書くことは、自分を見つめ直したり、自己分析する良いきっかけになると思います。そして、申請書で書いたことは、一つの約束みたいなものです。交換が決まるまではもちろん、もし決まった場合は行くまで、そして行ってからも、申請書に書いたことは、行動の指針になります。

実際、僕もたまに見返して、振り返ったりします。最近も質問を受けたりしたので、見返してもともとしたかったことなどを思い出したりしました。

色んな意味で大事なプロセスなので、大変だと思いますが最後まで頑張ってください。

もし質問があるときは、コメントでもいいですし、Facebookやメール(tsubab14@apu.ac.jp)に連絡していただいても構いません。

できるだけ早く1日以内には返信したいと思います。

では長くなりましたが、風邪をひかないように体調には気をつけて頑張ってください!


Best of luck!